コンテンツへスキップ

「障がい者ITサポートおきなわ」の職業アドバイザー(砂川昭人)氏 を講師に招いて行われました。

実際にテレワークをしている方もゲストに招き、どのような働き方をしていらっしゃるのかを聞くことのできる素晴らしい講座でした。

台風接近による悪天候の中、「テレワーカー入門講座」にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
皆様のご協力により、無事に講座を行うことが出来ました。

この経験を生かして、今回よりもさらに良い講座・セミナーを行っていきたいと思います。感謝いたしております。😂

ダブル技研株式会社の和田さんと吉本さんを講師に招き、有限会社ハート義肢での勉強会の様子、そして当事者の方が実際に使用している様子の動画が完成しました。
YouTubeでご覧いただけます。

皆さん、今の小学校の教室を見たことがありますか?

名前は公表しませんが、私が訪問させてもらった小学校の教室には

・一人一台のタブレットまたはクロームブックがあり、それを補完、充電する金庫の様な物がありました。
・そして、教室には何インチか知らないけどとても大きなモニターがあり、それがなんとタッチパネルになっています。
・教室には先生が使うパソコンとタブレットもあり、それを使ってモニターに映し出された映像を生徒たちが見ているのです。
・そして、学校の図書館で本を借りるときは自分の名札の裏にあるバーコードを読み取らせ、その後本のバーコードを読み取ると借りることができるそうです。

※写真と私が訪問した学校は一切関係ありません。

私も中学生と高校生の子供がいますが、子供が小学校の時はここまでIT環境がそろっていなかったと思います。
私が想像していたよりもIT環境の導入が進んでいることに驚きました。

これから日本や世界で活躍する人材が出てくることを楽しみにしています。

そして、毎日子供たちに勉強やスポーツ、その他色んな事を教えている先生方へ感謝申し上げます。
😊

浦添市で針灸治療院を経営する、せんりょう針灸治療院 医院長「仲村渠 勝夫」さんを訪問しました。

仲村渠 勝夫さん

仲村渠さんと知り合ったのは今年の4月、比嘉さんという全盲の女性の方の紹介でした。
私は仕事でも私生活でも、視覚障害者の方とほとんど関わったことがなく、「目の見えない人はどうやってパソコン等を使うのだろう?」と思いながら訪問しました。

お会いしてすぐに感じたことは、仲村渠さん比嘉さん二人とにかく明るい方たちであるということでした。

足を床に引っかけて転んでも笑っている。
今まで辛いことも沢山あっただろうに、二人とも賑やかに会話しています。

二人がパソコンで使用しているソフトは高知システムが開発しているPC-Talkerというスクリーンリーダーです。
パソコンの文字を読み上げてくれます。

その他、PC-Talkerに対応した音声ソフトウェアもインストールされています。(音声メーラー(音声メール)ソフトMyMail5等)

点字を打つように、右手の指3本・左手の指3本で入力しています。
点字が分からない私から見たら、何をやっているのだろうと思いながらしばらく見ていました。
比嘉さん仲村渠さんに質問しますが、すべて答えることができる。ふたりとも楽しそうにパソコンを操作していました。

仲村渠さんはパソコンを分解して修理したこともあるそうです。(どうやったんだろう?)

この人なら視覚障害者の方をサポートできるかもしれないと感じました。


せんりょう針灸治療院
沖縄県浦添市仲西3-10-1
098-875-1923

2022年6月27日に沖縄県立大平特別支援学校の教諭、「山口 飛(やまぐち ひゅう)先生」を訪問させてもらいました。

山口 飛 先生

とても爽やかでイケメンです。

山口先生は大平特別支援学校の教諭であり、「AT-Okinawa(エーティーオキナワ)」という特別支援学校の先生方で構成されている団体の広報担当でもあります。
その他、「Apple Distinguished Educator」「Apple Professional Development TRAINER」です。

AT-Okinawaは,障害のある子供たちがより主体的に学び,生活するためのAT(支援技術)やAAC(拡大・代替コミュニケーション)の活用について考える会です。

以前、沖縄県障がい者ITサポートセンターの「アクセシビリティ講習会」で講師を務めて下さいました。

山口先生はiphone・ipad等Apple製品ののアクセシビリティ(利用者が機器・サービスを円滑に利用できること)にとても詳しく、体の不自由な方がApple製品を使用する際、より使いやすくなる為の設定や外部スイッチの自作等の講習を行ってくれています。

県内の特別支援学校の先生方にこのようなIT・ICT・IOTに詳しい方々が居られるのを誇りに思いました。

これからも"子供達"、いや"世界の為"に活動していって下さい。


AT-Okinawaではiphoneやipad等で「Apple Books(ブック)」というアプリを使い、子供達が一人でヒラヤーチーを作ったり、洗濯物のたたみ方の説明をしているデジタルブックを作成しています。とても分かりやすいので、是非一度ご覧ください。

at-okinawaで検索

沖縄県障がい者ITサポートセンターのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=EwTLwndSnuI)でも紹介されている「宮城 幸春」さんを訪問しました。

とても温厚で、話を聞いていると癒される人柄でした。
幸春さんは頸椎損傷による四肢麻痺で首から下が動きません。
普段から音声アシスタントのアレクサを使いパソコンを起動したり、家電を制御している幸春さんですが、少し活舌が悪くたまにアレクサが的外れな反応をすることが有るそうです。

ある日
幸春さん・・・「アレクサ、パソコンをつけて」と言うと
アレクサ・・・「アサカワさんという人は居ません」と答えたそうです。
😆(音声アシスタントあるある)

幸春さんは、自らオフィスを構え”名刺作成”、”ホームページ作成”、”広告チラシやポスター作成”等 各種印刷物の作成やデジタルコンテンツの制作を行っています。

お問い合わせ(宮城 幸春)
電話:090-1948-1762
メール:ryukyusenka@gmail.com

「Apple(アップル)」の世界開発者会議「WWDC 2022」で発表されたiOS 16の新機能
「Nintendo Switch」のJoy-ConやプロコンをiPhoneで利用可能に
https://gigazine.net/news/20220608-ios-joy-con/

※ゲームだけではなく、iphone・ipadアクセシビリティ機能のAssistiveTouch(アシスティブタッチ)等でJoy-Conやプロコンを使用できる事を期待します。

沖縄県障がい者ITサポートセンターでは、今年に入ってから視覚障害者の相談が増えています。
当センターでは以前から、視覚障害者へのIT支援を沖縄県視覚障害者福祉協会と連携して行ってきました。

これまでよりもさらに、視覚障害者へのIT支援や機器の貸し出し等を充足させるために那覇市松尾にある沖縄県視覚障害者福祉協会に訪問させてもらいました。
(略して沖視協

知花会長屋部さん沖視協の取り組みや、障害者が必要としている支援機器等についてお伺いしました。

左が知花会長、右が屋部さん

沖視協では初心者を対象に点字やパソコンのコミュニケーション訓練を行っているそうです。

内容
・定員5名
・20週
・週15時間程度
・「好みのタイプ」というソフトを使いキー入力の練習を行います。
好みのタイプ

※詳しくは沖縄県障害者福祉協会にお問い合わせ下さい。沖縄県視覚障害者福祉協会

視覚障害者はガラケーやガラホ等のキーボード付の携帯の方が使いやすいということを聞き驚きました。
長文を書くときにはキーボードがあった方が便利です。

しかし、視覚障害者でも若い人たちは設定を行い普通にスマホやiphoneを使いこなしているそうです。
他にも支援方法や便利なアプリの情報等いろいろ教えていただきました。これからの支援に役立てていきたいと思います。

「知花会長、屋部さん」親切に対応していただき本当にありがとうございました。


気になった機器やアプリ
Seeing AI(iphone用文字読み取り・読み上げアプリ)
Rivo2(リボツー)(視覚障害者がスマートフォンを簡単に操作し、より迅速かつ正確に使用できるよう設計されたBluetoothキーボード)
イージータクティクス(点字プリンター)
プレクストークPTR3(視覚障害者用ポータブルレコーダー(録音再生機))
オービット20(点字入力キーと20マスの点字ディスプレイを備えた小型点字メモ機)
ブレイルセンスシックスミニ(Android OS10を搭載した最先端の点字音声情報端末)