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西原在宅のUさんからの相談で

新型コロナウイルス感染症対策のため
ZOOMミーティングを行う事になったため、ZOOMを行える周辺機器のサポートしてほしいとご相談がありました。

普段からPCを使用しているため
Webカメラ・マイクの設置・設定とZOOMの使い方をレクチャーしてきました。

 

ZOOM操作風景

新型コロナの影響で広まるZOOMでのミーティングやテレワークへの対応など
Webカメラやマイクなどのパソコン周辺設備はこれからますます増えてニーズが増えていきます。

ご要望の方は是非、障がい者ITサポートセンターまでお問合せください。

お問合せフォーム → https://o-it.jp/support/

TEL:098-911-1930

 

 

 

先日、沖縄県障がい者ITサポートセンター中北部地域協力員の吉原さんと一緒に重度補装具の障碍者用意思伝達装置の導入を行いました。

補装具とは  
 補装具とは、障害のある人が日常生活を送る上で必要な動作をサポートするために、欠損した身体機能を補う目的で作られた用具のことを指します。
歩けない方は車いすや義肢(義手・義足)、耳が聞こえない方は補聴器、喋れない方は意思伝達装置などがあります。

Sさんは気管切開のため、声を出せなく 自由に動くこともできないため
重度障害者用意思伝達装置の導入を行いました。

今回導入を行った重度障害者用意思伝達装置は
Miyasuku http://miyasuku.com/software/ とピエゾニューマティックセンサースイッチ PPSスイッチ の導入を行いました。

Miyasuku

 

ピエゾニューマティックセンサースイッチ

圧電素子(ピエゾ)と空圧(ニューマティック)の2種類のセンサを選択することが出来るスイッチです。
ピエゾ:「ひずみ」や「ゆがみ」を感知することにより、信号出力を行うセンサ。直径17mmのセンサ部を身体の任意箇所に医療用テープで貼り付けて使用します。

ニューマティック:センサ部のエアバッグを触れることで反応するセンサです。僅かな力で操作可能です。

はじめて意思伝達装置を使う方は使いこなすのに時間がかかりますが
SさんはPCを使っていたこともあり、数回練習を行った後
自分で言葉を入力し「ありがとうございます」と言葉をいただきました。

重度障害でコミュニケーションが取りずらい方が
意思伝達装置を使うことで、家族や介護者、支援者と円滑なコミュニケーションが可能になり、自分の意思を伝えられないストレスから少しでも緩和されていけたらと思います。

沖縄県障がい者ITサポートセンターでは
新型コロナ対策としまして
スマホやPCから気軽に障がい者のIT機器の相談が出来る
“オンライン相談会”をはじめました。
 
※ご予約・お申込をいただき次第、担当のスタッフから再度、ご連絡を差し上げます。
 
【オンライン相談会 ご予約フォーム】
 

 

先日、Amazon EchoとeRemoto miniを連携させた
環境制御装置の設定にいってきました。

環境制御装置とは赤外線リモコンに対応した家電製品を
インターネットやデバイスと連動させることで
日常生活のほとんどを介助されなければ生活できないような人でも
自分自身で身の回りの家電製品を操作できるようにするシステムです。

テレビやクーラー、扇風機など赤外線リモコンで操作できる家電を
eRemoto miniと連動させることにより、アプリで家電を操作することができますが
さらにAmazon Echoお連携させることで音声で家電を操作できるようになります。

eRemoto mini

 

Amazon Echo dot

 

実際に設置した様子


※eRemoto miniとEcho dot

テレビとパソコンを声で操作することが出来るようになります。

重い障害があっても自分で出来ることが増えることで
誰にでも気兼ねなく自分のタイミングでコントロールすることでストレスも減り
また、介護者の負担軽減にもつながります。

気になる方はぜひ
障がい者ITサポートセンターまでお問合せください。
TEL:098-911-1930

 

ITサポートコーディネーター 川田